次のような工事において足場設置が義務付けられています
- わが国の足場は古くは杉丸太を構成材とする丸太足場が主体であったが、1952年(昭和27年)頃外国から綱製の足場についての技術が導入され、丸太足場から綱製足場へ移行していった。その後、幾多の変遷をたどりながら、仮設機材製造業界では、安全、省力化施工を始め環境にも配慮した信頼性の高い仮設機材を提供すべくユーザーとの密接な関係のもとに開発が続けられてきた。
- 現在では、足場は金属製のものが主流となっているが、製品の軽量化を図る目的から構成部材等にアルミニウム合金等を用いたもの、組立て、解体の作業が安全で効率的にできるように考えられたもの、足場と躯体等との間の開口部の養生のための部材等が種々開発されてきている。
- 足場は、建設工事の基礎工事の段階から躯体の立上がり、外壁の仕上げの段階等工事の進捗に応じ、施工対象物への近接作業が安全、かつ、容易にできるように使用する作業設備であり、用途別、構造別には表2.3.1のように区分することができる。
足場の用途別・構造別分類 | ||||||
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支柱足場 | つり足場 | 機械足場 | その他 | ||
本足場 | 一側足場 | 棚足場 | ||||
高層建築物外壁工事用 (足場の高さが31mを超える場合) |
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中層建築物外壁工事用 (足場の高さ31m以下の場合) |
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住宅工事用(高さ10m以下の場合) |
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内装工事用 |
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躯体工事用 |
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躯体工事用 |
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